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2007年版 CSR・社会環境報告書 | 日本製粉株式会社

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(1)

2007

社会・環境報告書

(2)

日本製粉グループ情報 2

事業セグメント 3

TOP MESSAGE 5

企業統治と内部統制

コーポレート・ガバナンス(企業統治) 7

CSRマネジメント 8

コンプライアンス 9

リスクマネジメント 11

社会と日本製粉

お客さまのために

商品の安全と品質保証 13

商品の情報表示 16

お客さま満足の追求 17

お取引先さまとともに

仕入時における安全性の確保 18

株主・投資家さまとともに

資本市場との良好な関係づくり 19

資金調達と株主還元 19

株主・投資家さまとのコミュニケーション 19

従業員とともに

従業員の人格・個性尊重の基本方針 21

人材雇用 21

人事制度/福利厚生 22

教育・研修 23

労使/労働組合 24

労働安全衛生活動 24

地域社会とのかかわり

地域住民とのコミュニケーション 25

社会貢献活動 25

地球環境と日本製粉

環境マネジメント

環境方針・目標 27

環境マネジメントシステム 28

環境監査 28

環境会計 29

特集

環境投資事例 千葉工場の最新鋭設備 31

環境教育 33

環境パフォーマンス

マテリアルバランス 34

地球温暖化防止 35

廃棄物等発生量・最終処分量の削減 37

物流における環境負荷低減 39

大気汚染防止 41

化学物質の管理 41

水使用量低減と水質汚染防止 41

騒音防止 41

オフィスにおける環境負荷低減 41

環境配慮商品 42

環境コミュニケーション

環境情報の提供 43

第三者のコメント

44

2006年4月1日から2007年3月31日まで

対象期間

当社(日本製粉株式会社)および当社の製造部門を分社化した ニップン冷食株式会社、オーマイ株式会社

対象組織

社会的側面および環境的側面

● GRI(Global Reporting Initiative)「サステナビリティ・リ ポーティング・ガイドライン2002、2006」

● 環境省「環境報告書ガイドライン(2003年度版)」

対象分野

参考にしたガイドライン

2007年8月

これまでの発行と次回発行予定

日本製粉株式会社では、事業活動における環境保全の取り組み 状況を、広く皆さまにご説明することを目的に、2000年に『環境 報告書』を初めて作成しました。2002年以降、毎年発行しており、 社会的側面の報告を加えて、名称を『社会・環境報告書』に改めて います。

次回発行は、2008年8月を予定しています。

発行日

※ 一部、2007年4月以降の活動や、将来に関する予測・予想・計画も含んで います。

※ 本報告書の本文中における「日本製粉グループ(当社グループ)」は、上記3 社を表しますが、「物流における環境負荷低減(P39、40)」のみ、株式会社 ニップンロジス、丸大トラック株式会社を含んでいます。今後は可能な限り 対象範囲を拡大していく予定です。

将来に関する予測・予想・計画について

本報告書は、「日本製粉株式会社とその関係会社」(日本製粉グ ループ)の過去と現在の事実だけでなく、将来に関する予測・予想・ 計画なども記載しています。これらの予測・予想・計画は、記述した 時点で入手できた情報に基づいているため、これらには不確実性が 含まれています。

従って、将来の事業活動の結果や将来に惹起する事象が、本報告書 に記載した予測・予想・計画とは異なる可能性があります。読者の皆さ まには、この点をご承知いただき、本報告書をお読みください。

なお、日本製粉グループおよび関係者は、予測・予想・計画と異なる 事象が発生した場合においても、なんら責任を負うものではありません。

本報告書は構成を「社会と日本製粉」「地球環境と日本製粉」の 2つに分け、「社会と日本製粉」では5つのステークホルダー※別に、

当社とのかかわりと果たすべき責任を明確にしました。

各取り組みの報告では、2006年度の目標と実績のほか、実績 の自己評価や次年度の計画も掲載しPDCAに沿った報告にしまし た。また、CSRの担い手である従業員の声も数多く掲載しました。

なお、環境報告では、環境会計の開示方法を変更し、コストと 効果を比較対照しやすくしました。また、投資効果を明確にする ため、千葉工場を例に最新鋭設備の環境負荷低減効果を報告し ています。

編集方針

※ 5つのステークホルダー:「お客さま」「お取引先さま」「株主・投資家さま」「従 業員」「地域社会」の5つを表します。「お客さま」とは当社商品・サービスの利 用者(最終消費者・食品メーカー)および潜在的な利用者を含みます。

(3)

日本製粉 社会・環境報告書2 0 0 7

〒151-8537

東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 1896年(明治29年)12月 122.4億円

(2007年3月31日現在)

本 店

設 立

資 本 金

小麦粉およびプレミックス、パス タ、冷凍食品など二次加工食品の 製造販売、中食(弁当・総菜)事業、 エンジニアリング事業、生活関連 事業、バイオ関連事業など 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、 広島、福岡

米国、タイ、中国 事 業 内 容

営 業 拠 点

海 外 拠 点

会社概要

本店 9

1 5

8 76

13 11 10 4 12 3 2 9 1 5

8 76

13 11 10 4 12 3 2 2 日本製粉は、日本最初の近代的機械製粉会社として1896年(明治29年)に誕生し、一

世紀以上にわたって日本の小麦粉関連産業を支えてきました。今日では「製粉事業」をコ アビジネスとし、業務用プレミックスなどを扱う「食材部門」、パスタやグロサリー(食品 雑貨)などを扱う「加工食品部門」、冷凍パスタや冷凍生地を中心とした「冷凍食品部門」、 弁当や総菜などの調理食品を扱う「中食部門」の4部門からなる「食品事業」を、時代の ニーズにあわせて幅広く展開しています。さらに、健康食品・自然化粧品・ペットフードな どを扱う生活関連事業、新事業の開拓を進めるバイオ関連事業などを含めて、それぞれ が有機的に連携し、多角的な事業運営を行うことによって、グループの拡大を図っていま す。また、海外への事業展開も積極的に行い、米国やタイ、中国に事業拠点を配置し、製 造と販売の最適地化を推進しています。

当社はこれからも、すべてのお客さまから信頼される企業として、事業活動のさらなる 活性化と効率化を推進し、グローバルな多角的食品企業をめざして、躍進していきます。

〒243-0041

神奈川県厚木市緑ヶ丘5-1-3 〒221-0036

神奈川県横浜市神奈川区千若町2-1 〒261-0002

千葉県千葉市美浜区新港229-4 〒301-0852

茨城県竜ヶ崎市向陽台1-7 〒455-0032

愛知県名古屋市港区入船1-1-34

1 中 央 研 究 所 加工技術研究所 2 横 浜 工 場

3 千 葉 工 場

4 竜ヶ崎 工 場

5 名 古 屋 工 場

ニップン冷食株式会社

オーマイ株式会社

〒551-0012

大阪府大阪市大正区平尾1-4-29 〒658-0023

兵庫県神戸市東灘区深江浜町41 〒812-0051

福岡県福岡市東区箱崎ふ頭6-11-5 〒047-0048

北海道小樽市高島1-1-3

6 大 阪 工 場

7 神戸甲南工場

8 福 岡 工 場

9 小 樽 工 場

〒370-0846

群馬県高崎市下和田町4-1-16 〒301-0852

茨城県竜ヶ崎市向陽台1-7

〒243-0041

神奈川県厚木市緑ヶ丘5-1-2 〒675-0103

兵庫県加古川市平岡町高畑830-1

10高 崎 工 場

11竜ヶ崎 工 場

12厚 木 工 場

13加 古 川 工 場

国内生産・研究開発拠点

224,360 227,421 239,575

7,605 7,620

5,661 5,207

482 560 553

27.77 22.51 28.43 24.66 16.84 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 (百万円)

連結 単体

2004年度 2005年度 2006年度 224,360 157,791 227,421 157,824 239,575 157,722

売上高 224,360 227,421 239,575

7,605 7,620

5,661 5,207

482 560 553

27.77 22.51 28.43 24.66 16.84 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 (百万円)

連結 単体

2004年度 2005年度 2006年度 7,605

6,205 7,6205,661 6,578 5,207 経常利益

224,360 227,421 239,575

7,605 7,620

5,661 5,207

482 560 553

27.77 22.51 28.43 24.66 16.84 0 200 400 600 800 (円)

連結 単体

2004年度 2005年度 2006年度 501 482 590 560 592 553 1株当たり純資産

224,360 227,421 239,575

7,605 7,620

5,661 5,207

482 560 553

27.77 22.51

28.43

24.66

16.84

(百万円)

製粉事業 87,431 (36.5%)  その他事業

25,937 (10.8%)

 食品事業 126,206 (52.7%)

2006年度 239,575

セグメント別売上高(連結)

224,360 227,421 239,575

7,605 7,620

5,661 5,207

482 560 553

27.77 22.51 28.43 24.66 16.84 0 10 5 15 20 25 30 (円)

連結 単体

2004年度 2005年度 2006年度 27.77

22.51 28.43

21.15 24.66 16.84 1株当たり当期純利益

期末従業員数 (名)

連結子会社数 (社)

年度 連結

2,381 905 2,467 924 2,558 915 2004 2005 2006

単体

年度 連結子会社数

36 11 36 14 39 14 2004 2005 2006

持分法適用会社数

日本製粉株式会社

日本製粉グループ情報  

(4)

当社は日本初の近代的機械製粉会社として誕生して以来、小麦粉の品質向上と安定供給に努 め、製粉産業をリードし続けてきました。現在はパン・麺・菓子用など、さまざまな種類の小麦粉 をはじめ、ふすま※やそば粉など、多岐にわたる商品を取り扱っています。2006年4月に生産ラ インを拡充して国内最大級の製粉工場となった千葉工場をはじめ、日本各地に大型製粉ライン を有した製造工場を配置して、衛生的かつ効率的な生産活動を行うほか、研究部門の充実にも 注力しています。

製粉会社の総合技術力を活かして

食材部門では、自社で製粉した高品質な小麦粉を用いて生産するホットケーキミックス や天ぷら粉などのプレミックスをはじめ、コーンや上新粉などの業務用食品素材を扱って います。原料段階からの徹底した品質管理のもと、二次加工性への配慮など、多様なニー ズに応じた最適な商品づくりに努めています。

2つのブランドで食卓をサポート

家庭用小麦粉やプレミックスなど手づくり志向に応える商品を提供するコーポレートブ ランド「NIPPN」、スパゲッティやマカロニなど多様なパスタを中心にバラエティー豊かな 商品を提供するプロダクトブランド「オーマイ」。この2つのブランドを主軸に、お客さまの 声に耳を傾けながら、食卓のニーズに応える「おいしく、便利で、健康」な商品をお届けして います。

ライフスタイルにあわせた商品を提供

冷凍食品は、調理の手間を省き、手軽に利用できるため、業務用・家庭用ともに需要が大 きく、現在の食生活に欠かせないものとなっています。冷凍食品部門では、簡便性を重視し た商品から本格志向の商品まで、お客さまの多様なニーズに応える幅広いラインアップを 実現しています。

手軽でおいしく健康な食事をお届けする

外食(飲食店での食事)と内食(家庭内での調理による食事)の中間に位置づけられるの が、弁当や総菜などに代表される「中食(なかしょく)」です。中食部門では、高齢化社会の 本格化や単身赴任の増加、女性の社会進出などにともなって高まる「食の簡便化」ニーズ に応え、「健康・安全・おいしさ」にこだわった調理食品の開発・生産を行っています。

バイオテクノロジーや健康食品、ペットフード、エンジニアリングなど、製粉・食品事業を基盤とし て培った豊富なノウハウを活かして、多様な分野へ事業を展開。当社グループならではの強みと、 社会のニーズとの接点を見据えて、将来の柱となる事業を育成していきます。また、商品やサービ スをより迅速・快適に提供するため、物流機能、情報機能を強化するグループ会社を設けています。

※ ふすま:製粉工程で発生する小麦外皮部分。食物繊維が豊富で家畜の飼料などに用いられます。

日本初の製粉会社として、食文化の多様性に対応し続ける──製粉事業

将来の可能性を見据え、自由な発想で展開する―― その他事業

業務用食材から加工食品、冷凍食品、中食まで、多様な領域で食生活を支える──食品事業

(5)

日本製粉 社会・環境報告書2 0 0 7 4

販売

販売

販売 販売

販売

販売

販売

販売

販売

販売 小麦粉・プレミックスの製造、

販売(海外のみ)

United Flour Mill Public Company Ltd.

プレミックスなどの販売(海外のみ)

Nippon Flour Mills (Thailand) Ltd.

プレミックスの製造、販売

プレミックスの製造、販売(海外のみ)

Quality Naturally! Foods,Inc.

パスタ類の製造、販売

Pasta Montana,L.L.C.

そば粉の製造、販売および小麦粉の販売

松屋製粉(株)

ペットフードの製造、販売

エヌピーエフジャパン(株)

健康食品の販売

日本デイリーヘルス(株)

バイオ関連機材の販売

ニップンテクノクラスタ(株)

冷凍食品、加工食品類の製造、販売

エヌエフフローズン(株)

冷凍食材、食品類の製造、販売

ニップン冷食(株)※

パスタ類の製造、販売

オーマイ (株)※

冷凍食材、食品類の販売

日本リッチ(株)

弁当・調理パンの製造、販売

(株)ファーストフーズ (株)ニップン商事コーポレーション

小麦粉の販売

ニップン商事(株)

鈴木(株) 丸七商事(株)

上海日粉食品有限公司

製品・サービスの流れ 無印 連結子会社 * 持分法適用会社

海外で事業を展開 国内で事業を展開

日本製粉および主要な関係会社

※ 本報告書の報告対象関係会社

販売

販売

販売 販売 販売

販売 販売 販売

原料供給 販売

ドーナツショップの経営

ニップンドーナツ(株)

原料供給 販売

ニップンドーナツ関西(株)

原料供給 販売

原料供給

販売

原料供給

販売

原料供給

販売

原料供給

販売 原料供給

販売

食品関連プラントの設計、施工

ニップンエンジニアリング(株) 施工

物流サービス

(株)ニップンロジス *※ サービス提供

情報処理サービス

(株)日本製粉システムセンター サービス提供

(6)

変化する時代の中で

「信頼される食品会社」で

あるために

代表取締役会長

『社会・環境報告書2007』をお届けするにあたり、ご挨拶申し 上げます。

地球環境問題や人権問題、さらには相次ぐ企業不祥事など が社会問題となる中で、企業に対しては、利益を追求するだけ でなく、さまざまな側面から企業としての社会的責任(CSR)を重 視した経営とそれにかかわる情報開示が求められています。そ の気運は年々高まっており、2006年5月に「内部統制システム」の 確立を求める会社法の施行、6月に改正証券取引法(金融商品 取引法)の公布、証券取引所からの「コーポレート・ガバナンスに 関する報告書」の提出要請などがありました。

こうした社会の要請を踏まえながら多様なステークホルダーの 皆さまへの責任を果たしていくために、日本製粉グループは、 1998年に環境委員会、2003年1月にCSR委員会を設置するなど 組織整備を進めてきました。また、2003年4月には、CSRの観点 から当社のめざす姿を示した「行動規範」と、遵守すべき事項 を明文化した「行動指針」を策定し、その実践に努めています。 2006年度は、リスク管理体制の確立に向けて4月に「監査室」 を新設(2007年6月1日に「内部統制室」に名称変更)し、5月には 内部統制システム構築の基本方針を決議しました。また、CSRへ の取り組みを効率的に推進していくために、10月にCSR委員会と 環境委員会とを統合して「社会・環境委員会」を設置し、そのも とに内部統制部会と環境部会を置いています。今後も組織体制 を強化しながら、当社グループの役員・従業員一人ひとりが果た すべき責任を主体的に考え、行動する風土を醸成していきます。 食にかかわる事業を営む当社グループにとって最も基本的な

社会的責任は「食の安全・安心」を確保することです。その徹 底・強化に向けて、当社グループでは商品開発体制・品質管理 体制の改編などを進めてきました。

しかし、2006年度には食品の品質問題について度重なる報 道がなされるなど、消費者の不安は高まっています。また一方で、 食品業界各社は輸入原材料価格の高騰や販売競争の激化な ど厳しい環境にさらされており、一層の経営努力を要請される と思われます。

その中でお客さまから選ばれ、経営を持続的に発展させて いくためには、素材調達から製造、流通、そして消費に至るサ プライチェーンの全段階で安全を期すための体制の構築と、コ スト競争力の向上とが必要です。あわせて、商品の安全性を客 観的根拠とともにお客さまに示し、安心していただくことが大切 だと認識を新たにしています。

当社は創業以来「食の安全・安心」を第一に考え、お客さま に「信頼され評価される企業」であり続けることで社会に貢献し ていくことを使命としてきました。わが国最初の近代的製粉会社 として誕生し、日本の製粉産業の歴史をリードしてきた当社は、 創立から110年間にわたって積み重ねてきた実績とお客さまか らの揺るぎない信頼を経営基盤としてきました。これからも変化 する時代に対応しながら「企業の社会的責任」を果たし続けて いく所存です。

本報告書では、当社グループの社会的責任にかかわる活動の 一端を報告しています。当社グループへのご理解を深める一助 としていただくとともに、率直なご意見をいただければ幸いです。

日本製粉(ニップン)

は、すべてのお客さまから信頼される企業として、力強く成長しつづけます。

すべてのお客さまに、ご満足いただけるように日々努力をし、関係するあらゆる分野で、

競争力のある、もっとも優れた商品とサービスを提供し、社会に貢献しつづけます。

日本製粉(ニップン)の使命

(7)

6

代表取締役社長

CSRを果たしていくための

活動を一つひとつ

積み重ねていきます

の状況を監査しています。また、10月にCSR委員会と環境委員 会を「社会・環境委員会」へと改組して内部統制部会と環境部 会を置き、それぞれの部会員を各部署から選任して活動してい ます(P8参照)。このうち内部統制部会は、金融商品取引法に 対応した内部統制システムの構築をめざす実務部隊として、内 部統制室と連携してリスクの析出とその対応策の整備を進めて います。これらの作業を通じて業務のあり方を確認・改善しな がら、グループ全体でのリスク管理体制を確立していきます。

当社は「おいしい食文化」を創り出す多角的食品会社として、 「食」が健やかな心身を育む基礎であるという「食育基本法」 (2005年7月施行)の理念を支持しています。当社は、「食育」を

食品の安全・安心や食品廃棄物の再資源化などの基本となる 考え方と位置づけ、食育基本法の理念に基づく活動を推進し ていきます。

本報告書に記載した当社グループの現状は、未だ不十分な ものと自覚しています。今後も会社が直面する諸問題を解決し ていくための取り組みを積み重ねることで、ステークホルダーの 皆さまから信頼される企業をめざします。

日本製粉グループは、2005年4月に、2005年度から3年間の経 営計画「05/07中期経営計画」をまとめました。その中で、企業 規模と収益の拡大に取り組むとともに、「社会の良き一員として の共生」を基本戦略のひとつに掲げ、そのための具体的な取り 組みとして次の3点を明記しています。

コンプライアンス重視の経営を推進します。内部統制システム

やリスク管理体制の充実に努めます。

●品質保証体制の充実や環境負荷の低減を推進します。 ●タイムリーディスクロージャーの推進とアカウンタビリティへの取

り組みを強化します。

これらを確実に遂行していくことは、業務執行の最高責任者 である社長の責任であると認識しています。

この3点はいずれもCSRを果たしていくうえでの基礎であると 同時に、メーカーとして重要なリスク管理のための取り組みでも あります。こうした認識に立ち、CSR委員会、環境委員会が中 心となって活動方針を決定、この方針のもとグループ全体で取 り組みを推進しています。2006年度は、内部統制システムの構 築、廃棄物の再資源化率向上といった所期の目標を達成する ことができました。

こうした取り組みの進捗を把握して次の行動につなげていく ために、2006年4月に新設した「監査室」(2007年6月1日に「内部 統制室」に名称変更)では、会社の制度および規程の整備・運 用や、業務執行の承認手続き、管理基準の整備などリスク管理

わたくしたちは、わたくしたちの商品とサービスを通じて、お客さまと感動をわかちあいます。

わたくしたちは、現状に満足することなく、つねに改良、改善、そして改革に挑戦し、新しい時代をきりひらきます。

わたくしたちは、一人ひとりの力が最大限発揮でき、成果が正しく評価される環境を作り、

その中で持っている力をだしきります。

わたくしたちは、社会の良き一員として、正しい行動をとりつづけます。

わたくしたちの理念

(8)

日本製粉グループは、食品製造会社として「食の安全・安心」の 確保を第一とし、おいしさや機能性を追求した商品をお客さまに 安定して提供することを通じて、社会に貢献する「信頼される企 業」となることを理念としています。

この理念のもと、当社グループは、さまざまなステークホル ダーの皆さまからの信頼に応えるためには、「コーポレート・ガバ ナンス」の確立が重要な課題であると認識し、その実現に向けた 経営基盤の整備を進めています。

企業統治と内部統制

コーポレート・ガバナンス(企業統治)

基本的な考え方

当社では、多角的に事業を展開するにあたり、各事業それぞれ において迅速な意思決定を行うため、「執行役員制度」を導入して います。

「取締役会」は、取締役13名(うち11名が執行役員を兼務)、監 査役4名(うち社外監査役2名)で構成され、重要な業務執行決定 と業務執行監督の機能に特化しています。また、業務執行にかか わる重要事項の報告および協議のため、取締役と監査役、執行役 員による「役員会」を設置しています。

さらに、本店においては、経営効率の向上と企業経営の透明性、 健全性を確保するために、業務の執行機能を担う事業本部と、適 法性確認を担うコーポレートスタッフとに機能を分け、業務執行

コーポレート・ガバナンス体制

支店・工場

会計監査人

本店

牽制

選任、 解任 選任、解任

連携

コーポレートスタッフ 株主総会

監査役会 監査役 4名 (うち社外 監査役2名) 監

監 査

業 務 執 行 の 監 査 役員会

取締役、監査役 執行役員が協議 取締役会

取締役 13名、監査役 4名

業務執行 業務執行

事業本部 監査室※

執行役員 22名 (うち11名が取締役兼執行役員) コーポレート・ガバナンス体制

の迅速化、適正化、責任の明確化を図っています。コーポレートス タッフは、企画、法務、財務、生産管理、品質管理、品質保証、知 的財産、研究開発、国際などの各部署から構成され、適法性の観 点から事業本部を牽制しています。

支店・工場など各事業場での日常的な業務執行は、本店の事業 本部が情報を集約・管理して具体的な指示を与える一方、事業場 での重要な設備投資、権利関係にかかわる事項は、コーポレート スタッフを通じて、社長が決裁し、取締役会が監督しています。

当社は、「監査役制度」を採用しています。監査役は4名で、うち 2名が社外監査役です。また、監査役をサポートする専従スタッフ を1名配置しています。

「監査役会」では、監査規程に基づき、監査方針、監査計画、業 務の分担などを定めています。各監査役は、監査役会で定めた監 査方針、監査計画および業務の分担に従って、取締役会などの重 要会議への出席、決裁書などの重要書類を閲覧し、意思決定過程 を監査するとともに、各事業場や子会社の調査を実施して、取締 役の職務執行状況を十分に監査できる体制となっています。

また、監査役は、会計監査人と定期的または必要に応じて会合 を開催し、会計監査人から監査計画および監査結果についての報 告、説明を受けるなど、情報交換を行い、緊密な連携を図ってい ます。

当社は、2006年4月1日に「監査室」(2007年6月1日に「内 部統制室」に名称変更)を新設し、業務執行の適正性、効率性、リ スク管理を確保するための体制を整備しました。監査室と監査 役会は、内部統制の確立状況などについて、適宜、情報を交換し ていきます。

このような状況から、当社のコーポレート・ガバナンスは十分 に機能していると考えています。

監査役監査の状況

基本方針

1. 内部統制システムの整備状況の監査

当社およびグループ各社の内部統制システムが、取締役会において決 議された「内部統制システムに関する基本方針」に基づいて、適切に構 築され、運用されているかを監査する。

2. 取締役会などの意思決定および取締役の職務執行の監査

取締役が、その意思決定に際して、「経営判断の原則」に準拠し、法令お よび定款に違反せず、かつ善管注意義務、忠実義務を履行しているかを 監視し検証する。

重点項目

通例的な監査のほか、以下の事項について重点的に監査する。 1. 法令および定款適合体制の整備状況

2. リスク管理体制の整備状況

3. 当社およびグループ各社の業務管理体制の整備状況 2006年度における監査役の監査方針および重点項目

(9)

日本製粉 社会・環境報告書2 0 0 7 8 日本製粉グループは、優れた商品・サービスを提供するだけで

はなく、商品の安全性確保や環境保護、人権擁護、適正な労働慣 行の実践など、さまざまなステークホルダーの皆さまに対する 「企業の社会的責任(CSR)」を着実に果たすことを目的に、

2003年1月に、実践推進組織「CSR委員会」を設置しました。こ のCSR委員会は2006年10月に環境委員会と統合して改組し、 現在は「社会・環境委員会」として活動しています。なお、それまで 活動していた環境委員会は、社会・環境委員会の下に「環境部会」 として存続しました。一方、CSR委員会は廃止し、内部統制活動 を目的とした「内部統制部会」を新たに発足させました。内部統制 部会は内部統制構築のため、リスクの洗出しとその対応策をまと めています。

「社会・環境委員会」は、CSR担当役員を委員長とし、企画・業 務本部、総務・人事本部、生産・技術本部、開発本部、製粉事業本 部、食品事業本部、冷食事業部、中食事業部の各本部長、事業部 長、日本製粉労働組合書記長で構成されています。活動内容は、 行動規範・行動指針改訂の起案や、具体的なCSR活動計画の立 案・実施、各事業場別の活動計画の立案および進捗状況の確認、 さらにはCSRに関する活動効果の検証などです。

CSRマネジメント

CSRマネジメントシステムの構築

内部統制部会 環境部会

社会・環境委員会 委員長:CSR担当役員

各 事 業 場

各 事 業 場

各 事 業 場

各 事 業 場

各 事 業 場

取締役会 監査役

社長

社会・環境委員会CSRマネジメントシステム

P

lan

●「社会・環境委員会」は、 CSR活動計画を立案

●各事業場は、当該事業場 のCSR計画を立案し、社 会・環境委員会に報告

D

o

●CSR活動計画に基づく 取り組みを実践

●各事業場は、管下の従業 員に対し、企業の社会的 責任に関する教育を実施

C

heck

●「社会・環境委員会」は、 事業場別に取り組みを検 証、指示

●必要に応じ「取締役会」 に報告

A

ction

●取り組みの効果検証を踏 まえ、今後の方針・計画 を立案

CSR活動のPDCAサイクル

2000年 9月 消費者苦情対応方法について再検討開始

2001年 4月 苦情対応マニュアル完成 (2004年4月に改訂版完成)

2003年 1月 CSR委員会設置

4月 行動規範・行動指針・説明文の策定

9月 CSR推進体制整備の取締役会決議

●CSRマネジメントシステム運営要領

●企業倫理ヘルプライン制度運営要領

●危機管理基本規程

●リコールに関する緊急時対応計画

10月 企業倫理ヘルプライン開設

11月 企業社会責任ハンドブック作成

12月 ハンドブックの講習会を全事業場で開催 (2004年4月まで)

2004年10月 全事業場行動計画実践 (2005年3月まで)

以後、1年ごとに計画実践

2007年 3月 企業の社会責任ハンドブック改訂版作成 CSR活動の経緯(環境分野を除く)

2006年度のCSR活動は、前年度に引き続き「ゴミゼロ」を目 標に廃棄物削減、再資源化率向上に取り組みました。本店社会・ 環境委員会も事業場の適正処理への取り組みを支援し、2006 年4月から2007年3月までの実績で、前年度に比べ最終処分量 の527t削減、再資源化率85.2%を実現しました。ゴミゼロ工場 も2工場が実現しています(P37参照)。

2007年度は、CSR活動を内部統制構築に的を絞り、活動を 推進しています。2006年12月に社会・環境委員会が推進メン バーを選任した「内部統制部会」と内部統制室が連携して、活動を 進めています。

(10)

企業の社会的責任(CSR)に対する関心は、安全で高品質な商 品の提供、ルールの尊重、環境保護、人権の尊重、地域社会への 貢献など、幅広い分野に及びます。

日本製粉では、2003年4月に「行動規範」と、遵守すべき事項 を明文化した「行動指針※」を策定。お客さま、お取引先さま、株

主・投資家さまなど、当社を取り巻くさまざまなステークホル ダーの皆さまからの信頼に応えていくために、この行動規範、指 針の遵守を徹底するコンプライアンス活動を推進しています。

マイの全従業員に配布しました。2007年3月には、委員会の組 織変更を織り込み、改訂版を発行しました。

さらに、2003年12月から2004年4月にかけて、全事業場で 「行動規範」「行動指針」の周知徹底を図るための講習会を実施し ました。また、講習会にあわせて、ハンドブックの各項目の実践状 況などに関するアンケートを実施し、この集計結果をもとに、行 動の実践目標を事業場ごとに設定。2004年10月から、全事業 場で行動計画の実践を開始しています。

企業統治と内部統制

コンプライアンス

基本的な考え方

2003年11月、当社はコンプライアンス活動の社内における 周知・徹底を図るため、「行動規範」「行動指針」の内容を解説した 『企業社会責任ハンドブック』を作成し、当社、ニップン冷食、オー

「行動規範」

「行動指針」の徹底

※ 行動指針:行動規範を実践するために、当社として遵守すべき具体的な行動 基準のことです。行動指針は当社ホームページでご覧いただけます。

行動規範

すべてのお客さまに安全で高品質な商品・ サービスを提供しつづけます。

常にお客さまの信頼を得られるように日々努 力をつづけます。

常にチャレンジ精神を持ち、成長しつづけ ます。

安全に働ける職場環境を確保すると共に、 個々の従業員の人格、個性を尊重します。

高い倫理意識を持ち、法令を遵守します。 行動規範

1

行動規範

2

環境問題に真摯にとりくみます。

国際社会の一員として、国内外の地域発展に 努めます。

行動規範

6

行動規範

7

行動規範

3

行動規範

4

行動規範

5

(11)

日本製粉 社会・環境報告書2 0 0 7 10 法令違反や社内不正など、企業倫理や法令に抵触する行為は、

企業が継続的かつ安定的に発展する妨げとなります。

当社グループは、CSRにおける重点的取り組みであるコンプ ライアンス体制強化の一環として、こうした行為を防止もしくは早 期発見し、是正することを目的として、当社およびニップン冷食、 オーマイの全従業員(役員・パート・アルバイト・派遣社員を含む) が相談もしくは通報することのできる「企業倫理ヘルプライン」を 2003年10月に設置しました。

これは通常の上司と部下の関係を補完する制度と位置づけて います。こうした相談・通報は各所属部署の役職者に対して行うの が原則ですが、相談・通報者本人が支障あると判断した場合に、 ヘルプラインを活用することができます。本制度の運用にあたっ ては、通報者保護の観点から、通報したことによって不利益を被 らないよう、運用規程を定めています。

2006年度は、ヘルプラインの利用は3件ありました。その内 容は、いずれもヘルプライン本来の目的でありませんでしたが、 通報者の指摘がわからぬように事実調査のための聞き取りを実 施、必要な改善措置をとりました。

近年、個人情報の漏洩事件が相次ぎ、個人情報保護に対する社 会的関心が高まっています。2005年4月1日には「個人情報の保 護に関する法律」が完全施行され、個人情報を取り扱う事業者は 個人情報を適切に管理し、保護する義務を負うことが明確化され ました。

このような状況のもと、当社では個人情報管理のルールを定め るため、2005年3月に個人情報保護方針を策定しました。また、 ホームページで公表したほか、個人情報の取り扱いに関する社内 マニュアルを作成しました。マニュアルは全事業場に配布すると ともに、常に閲覧できるようイントラネットでも公開しています。

さらに、各事業場に個人情報の管理責任者を置き、個人情報の 取得・利用・保管・廃棄が適正に行われるよう管理しており、加え て情報を保管しているファイルやデータベースにIDやパスワード を設定するなど、情報保管媒体へのアクセス制御を行っています。 2006年度は、ハードディスクの暗号化、USBメモリなどの記録 メディアへの書き出し制御など、個人情報を含む情報資産の漏洩 を防止する対策の強化に取り組みました。

個人情報に関するお客さまからのお問い合わせに対応する窓 口は、企画・業務本部広報グループ内に設置しています。2006 年度、お客さまからの個人情報に関するお問い合わせはありませ んでした。

顧客データを扱う関係会社については、当社と同じ規程や受付 体制の整備を指導し、個人情報保護の徹底を図っているほか、当 社商品の通信販売を行っている会社に対しても、規程の整備など の適切な対応ができるように指導しています。

個人情報保護に関する教育としては、総務・人事本部法務グ ループと情報企画推進室が中心になって、個人情報保護意識の向 上と営業活動上の対応事項に関する説明会を実施し、全従業員へ の徹底を図っています。

このほか、関係会社、取引先などの企業機密情報についても情 報セキュリティを確保しています。

個人情報保護への対応

「企業倫理ヘルプライン」の運用

社内調査委員会

(事実確認・原因究明・通報内容の検討)

ヘルプライン受付窓口 社長

従業員 (日本製粉/ニップン冷食/オーマイ) CSR担当役員/総務・人事本部長/監査役

報告

連絡

相談 通報 会社側 対応内容を通知 回答

社内

(総務・人事本部法務グループ長) (弁護士) 社外 企業倫理ヘルプライン

照会 調査 依頼

回答 調査

報告 情報

共有

個人情報 管理責任者

本店 各事業場

●各部、事業

場調査

●調査報告

書作成 広

報 グ ル ー プ お

客 さ ま

(12)

日本製粉グループの経営成績、株価および財務状況などに影響 を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがあります。 ( 1 )経済状況、業界動向の変動

( 2 )WTO(世界貿易機関)・FTA(自由貿易協定)の進捗と麦政 策の改革

( 3 )海外進出に潜在するリスク ( 4 )健康食品に関する制度の変更 ( 5 )商品の安全性

( 6 )原材料の調達の安定性 ( 7 )為替の変動

( 8 )ふすま価格の変動

( 9 )コンピュータシステムのトラブル・データ漏洩 (10)災害による影響

企業統治と内部統制

リスクマネジメント

事業などのリスク

当社は、事業活動における潜在リスクの把握やその発生防止、 万一の災害時の対応などにおける管理体制の強化に努めていま す。災害時において、従業員一人ひとりが適切に対応できるよう、 災害発生時の対応マニュアルを作成し、各部署に配布しているほ か、緊急連絡網とともに掲示して迅速な連絡体制を構築していま す。さらに、年に1回防災訓練を実施して、避難・放水などの実地 練習を行い、万一の災害時に迅速で的確な対応ができるようにし ています。

災害時の対応

緊急時検討委員会

緊急時対策本部 対策本部設置まで の応急措置として 設置。 緊急性が高い場合 には、対策本部に 組織格上げ。

最高責任者(社長)

当該事業場 報告

改善結果を 報告 改善指示

最高責任者(社長)

CSR担当役員

対策本部事務局

関連部署 生産・技術本部、品質保 証部、広報グループ、お 客様センター、総務グルー プ、法務グループ、工場 その他部門、関連会社 危機管理基本規程、

緊急時対応計画によっ て対応。

緊急時

「社会・環境委員会」が当該事業場に対して改善を 指示。事業場は改善結果を報告。同委員会は緊急 事態再発防止のための見直しを検討。

収束時

社会・環境委員会 緊急事態発生時の流れ

「行動規範」「行動指針」に関する重大な違反があり、人の身体・ 生命に悪影響を及ぼすような事態、または当社グループの経営に 多大なダメージを与える事態が発生する可能性(危機)が生じた 場合は、「危機管理基本規程」(2003年9月制定)、「緊急時対応計 画」に従って、「緊急時検討委員会」が解決にあたります。「緊急時 検討委員会」が、緊急性が高いと判断した場合は、「緊急時対策本 部」を発足させ、同本部が対応します。

緊急事態の収束後は「社会・環境委員会」が当該事業場に対して 改善を指示し、事業場は改善結果を直ちに報告します。また、社 会・環境委員会は緊急事態再発防止のための見直しを検討します。 見直しを行った項目については、確実に実践されるよう、CSR 活動計画に盛り込み、監査を行います。なお、見直し項目や改善 結果は、社会・環境委員会から最高責任者である社長に報告され ます。

緊急時の対応

すべての工場において、発火の可能性がある薬品、機械などに、 温度センサー、ベルトのスリップセン

サー・蛇行センサーなどの予防的な装 置を取り付けています。また、火災発 生時に迅速な処置がとれるよう、消火 手順、連絡手順、責任者を明確にして います。

火災の予防と火災発生時の対応

日本製粉、ニップン冷食、オーマイの12工場に震度計を設置 し、計測震度に応じた工場設備、生産ラインの停止、点検、報告 などの基準を設定しています。特に製粉工場は、生産工程が縦に 設置される20m以上の高い建築物であり、安全確保上、地震発 生時には速やかに停止することが求められるため、自動緊急停 止システムを構築しています。工場を統括する本店では、被害の 程度に応じて、対策本部の設置、復旧の応援、商品の供給体制の 確保(他の工場からの供給)などを行います。

また、既設工場の耐震・液状化診断を進めており、状況に応じ て対策を検討するとともに、万一被害が生じた場合を想定して、 各工場で共通の予備部品を購入・保

管し、相互に供給できるようにしてい ます。さらに緊急連絡用として、本店、 各支店・工場に衛星電話を設置してい ます。

地震発生時の対応

温度センサー

(13)

お客さま

(最終消費者・ 食品メーカー)

お取引先さま

(原料・商品仕入先)

地域社会

株主・

投資家さま

従業員

「食の安全・安心」をお届けします。

公平かつ誠実に接し、 相互の信頼関係のもと、 お取引します。 地域社会との

共生をめざします。

一人ひとりが能力を十分に

発揮できる労働環境を提供します。 適時、適切に情報開示を行い、 株主価値の最大化をめざします。

企業の社会的責任(CSR)への意識が高まるなか、日本製粉は「行動規範」「行動指針」を策定し、 「社会・環境委員会」が主体となってCSR活動を全社的に展開しています。

CSR活動を展開するにあたっては、企業を取り巻くさまざまなステークホルダーに対して、 それぞれどのような責任を果たすべきかを考える必要があります。

当社は、以下の5つのステークホルダー(お客さま、お取引先さま、株主・投資家さま、従業員、地域社会) に対して、それぞれの立場から社会的責任を果たしていきます。

お客さまのために

P13

お取引先さまとともに

P18

株主・投資家さまとともに P19

従業員とともに

P21

地域社会とのかかわり P25

12 日本製粉 社会・環境報告書2 0 0 7

(14)

日本製粉は、すべてのお客さまから信頼されることを使命と し、行動規範の中でも、安全で高品質な商品・サービスをお客さ まに提供することを、第一に掲げています。この規範に則り、「食 の安全・安心」の確保に向けた体制整備と、さまざまな取り組み を推進しています。

当社では、お客さまに安心して購入していただける商品を提 供するために、開発から製造、物流に至る各段階において、品質 を保証するためのさまざまな取り組みを実施しています。

商品の開発は、開発本部の開発企画グループと加工技術研究 所とが、営業部門やお客様センターから報告されるお客さまのご 要望や提案を参考に商品コンセプトを決定し、進めていきます。

試作段階では、営業部門と連携し、お客さまが実際に使用され る方法も想定したうえで、商品の安全性を確認しています。また、

基本方針

商品開発段階

製造段階では、「商品規格書」に記された安全性を製造工程で確 保することが重要になります。当社グループでは、衛生管理に留意 しながらISO9001※1規格に基づいた製造基準・工程検査項目を

設定して商品を製造。さらに、ISO22000※2やHACCP※3の手

法も取り入れ、商品の安全・安心を追求しています。

製造工程では、マグネット、篩(ふるい)、金属検知器などを設置 し、異物混入防止を図り、安全性を確保しています。さらに出荷前 には各工場の品質管理チームで検査を行い、商品規格に合致した ものだけを出荷しています。また、当社グループが製造委託する 商品や仕入品については、品質保証部が製造工場を事前に調査 し、社内で定めた評価項目ごとにチェックし、品質管理レベルが社 内基準に適合することを販売の条件としています。

商品がお客さまのもとに届くまでの物流段階についても、適 宜、業務管理グループや管理部が改善事項の指示を行うなど、品 質・衛生管理を推進しています。

例えば、商品の保管・配送に普及している木製パレットは、木 屑の混入やささくれによる商品破損の可能性があるため、当社 グループでは、耐水性が良く、衛生面でも優れたプラスチック製 パレットへの切り替えを進めており、現在約9割の切り替えが完

お客さまのために

社会と日本製粉

商品の安全と品質保証

商品提供までの品質保証の取り組み

実態分析・

ニーズ把握 ご要望・ 提案

原料のチェック

ご要望・提案の確認

製造の承認

●試作品のチェック

●お客さまのお問い合わせ、ご要望を活かして

商品の開発、改善を進めます。 報告

お客さま

営業/お客様センター

CS検討会

開発本部

開発委員会

営業

生産管理グループまたは品質保証部

●原料規格書の審査 ●一括表示の適法性チェック

お客様センター

●警告表示の適切さチェック

市場 調査

サンプルの作成 商品コンセプトの立案

試作

原料配合/包材・容器表示の検討

原料メーカー

法務グループ

商標、デザインの類似チェック

小石や植物の茎、 小麦以外の穀粒 を除去

高性能の磁石の

間を通過 何枚もの細かい篩(開口200μm) を通過

金属片などの混 入をチェック 小

麦 小 麦 精 選

製 粉

マ グ ネ ッ ト

篩 ︵ ふ る い ︶

包 装

金 属 検 知 器

小 麦 粉

品質に関する行動規範

行動規範

1

商品開発段階での品質保証体制

製造工場での異物混入防止例(家庭用小麦粉) ●

製造段階

物流段階

新規の原料を採用する場合は、原料メーカーから提出された「原 料規格書」を生産管理グループまたは品質保証部がチェック、必 要に応じて原料メーカーの査察も実施し、安全性が確認されたも のだけを使用しています。さらに試作品完成時と商品の製造承認 前には、お客様センター、法務グループ、生産管理グループ、品質 保証部が役割分担して商品情報表示をチェックしています。最終 的には本店の主要部署で構成される開発委員会において、製造 を承認します。

※1 ISO9001:品質保証、顧客満足の向上をめざす、品質マネジメントシステ ムに関する国際規格です。

※2 ISO22000:企業に「食の安全性」を確保するための仕組みがあることを 証明するシステム認証規格です。

※3 HACCP:Hazard Analysis Critical Control Pointの略称で、日本語で は「危害分析重要管理点」。食品汚染などの危害発生を予防するため、衛 生・工程管理のチェックに重点を置いた、品質管理システムです。

すべてのお客さまに安全で

(15)

日本製粉 社会・環境報告書2 0 0 7 14 了しています。なお、木製パレットは廃棄せず、再利用先を見つ

けて売却しています。

当社では、当社グループ工場の品質管理を統括する「生産・技 術本部」、委託仕入品の品質保証を担当する「品質保証部」、食品 の安全性に関する試験・研究や各種分析を行う「分析センター」を 中心とした品質保証体制を構築しています。

前年度に引き続き、2006年度も、生産・技術本部では「食の安 全・安心」の基本である製造現場での異物混入防止策の徹底を図 るため、設備状況や管理状況をチェックする安全査察を当社グ ループ全工場に対し実施しました。さらに、異物絶滅月間を設定 し、全社統一スローガンを当社商品の製造や運送業務に携わる 協力会社を含めた従業員より募集、決定したスローガンの周知徹 底を図りました。また、工場長による安全パトロール、改善必要 箇所への改善札の貼付、生産・技術本部による安全査察の実施な ど、さまざまな活動を実施、異物混入防止に対する意識高揚を図 りました。また、防虫・異物・衛生対策としてAIBフードセーフティ 活動※を導入し、指導・監査を受けました。2年間にわたる活動成

果として、当社グループの異物混入防止策は、より高いレベルに 達しました。今後もこれらの活動を継続していきます。

当社品質保証部では、引き続き、委託・仕入先工場に対する評 価・承認、商品規格書・仕様書の精査・承認を行うとともに、管理 レベルを上げるため品質管理指導やセミナー開催を行うなど、 「食の安全・安心」に向けた対応に全力をあげて取り組んでいます。 お客さまに信頼され、ご満足いただける「安全で高品質な商品」 をお届けできるよう、今後も製粉、プレミックス、パスタ、冷凍食 品など各事業分野において、品質保証体制の強化を図っていき ます。

品質保証活動の充実

グループ各工場/委託先・仕入先工場 ご要望・提案

報告

調査依頼 安全・安心

報告

調査報告

連携

品質管理・生産管理

システムの向上支援、調査 問題発生時の原因究明 商品の安全と 分析センター

社外仕入品の 管理、調査

品質保証部 (生産管理グループ・品質管理室) 生産・技術本部 お客さま

営業/お客様センター

各事業本部 品質保証を担う各組織の役割

ISO9001などの認証取得状況

※ AIB(American Institute of Baking)フードセーフティ活動:安全な食品 を製造するためのガイドラインであるGMP(適正製造規範)を重視した 「AIB食品安全統合基準」に則り、監査員が依頼先工場の現場検査を実施す

る活動です。

ISO9001/HACCP認証の取得

当社では、品質保証体制の標準化を図るため、品質マネジメン トシステムの国際標準であるISO9001認証を小麦粉・プレミッ クス・パスタ・コーングリッツ業界で初めて取得し、2002年度ま でに全事業場での取得を完了しています。

認証取得後も、各事業場では品質目標を定め(Plan)、実行プ ランを設定し(Do)、進捗確認(Check)および改善の処置 (Action)を行うPDCAサイクルにより、品質保証の維持・向上に

努めています。

さらに、安 全 な 食 品 を つくるた め の 衛 生 管 理 手 法 で あ る ISO22000やHACCPの手法も取り入れています。

千 葉 工 場 竜 ヶ 崎 工 場 神 戸 甲 南 工 場 福 岡 工 場 大 阪 工 場 名 古 屋 工 場 横 浜 工 場 小 樽 工 場

竜 ヶ 崎 工 場

高 崎 工 場 厚 木 工 場 加 古 川 工 場

1998. 04. 24 1998. 06. 19 1998. 10. 23 1998. 12. 18 2000. 06. 30 2001. 11. 22 2001. 12. 14 2002. 07. 05 1999. 06. 18 2000. 01. 28 2000. 07. 14 1997. 04. 21 1997. 11. 14

ISO9001 ISO9001 ISO9001 ISO9001 ISO9001 ISO9001 ISO9001 ISO9001 ISO9001 HACCP ISO9001 ISO9001 ISO9001 日 本 製 粉

ニッ プ ン 冷 食

オ ー マ イ

会 社 名 事 業 場 名 登 録 日 規格

T O P I C S

当社は、農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター (東北農研センター)と共同で、従来の小麦交雑育種に「DNAマー カー選抜技術」を導入、「甘い(甘味種)小麦」(Sweet Wheat:スイー トウィート)を開発しました。

小麦の交配・栽培は、東北農研センターが、遺伝子による選抜法の 開発、小麦の選抜、特性解明を同センターと当社中央研究所(生物科 学研究所、穀物科学研究所)が共同で行いました。

トウモロコシには“スイートコーン”と言われる甘味種が存在し、生 食用や缶詰用として幅広く利用されていますが、小麦や大麦などの麦 類には、甘味種は存在しませんでした。今回開発したスイートウィート はマルトース(麦芽糖)を中心とする低分子糖やオリゴ糖を大量に蓄積 し、従来の約2倍の糖度があります。このスイートウィートは、パンや ケーキなどに独特の風味や食感、自然の甘さを加味できることから、 用途拡大に寄与することが期待されます。

今回の成果は、効率的な品種改良・育種の仕組みを開発すること で、遺伝子組換え技術を用いず新しい小麦をつくり出したことです。 この技術はさらに新しい小麦開発への道を拓く可能性があります。

なお、「甘い小麦」は日経産業新聞の2007年度技術トレンド調査 (第1回)で総合第2位の評価を受けました。

(16)

食品中に残留する農薬等の基準に関して、2006年5月29日 から「ポジティブリスト制度※」が施行されました。

当社では、ポジティブリスト制度を遵守し、お客さまに安全で 安心な商品をお届けするため、社内に各事業部、生産・技術本部、 品質保証部、中央研究所からなる「特別チーム」を編成し、行動 規範と行動指針に則った「食の安全・安心」の確保に向けた体制 を整備するとともに、関連する調査などの取り組みを推進して きました。現在では、ポジティブリスト制度に対応できる検査体 制を確立、お客さまに安全・安心な製品をお届けしています。

農薬等のポジティブリスト制度

お客さまのために

社会と日本製粉

※ ポジティブリスト制度:食品中に残留する農薬等(農薬、動物用医薬品、飼料 添加物)について、残留基準を設定。この基準が定められていない農薬等の 場合は、それが一定量以上含まれる食品の流通を原則禁止する制度。

1. 事故発見時の連絡 2. 緊急措置 3. 詳細事実確認 4. 関連部署への連絡

Phase1: 緊急時対策(緊急措置)

1. 回収体制準備 2. 回収準備(内容の確定) 3. 回収実施 4. 追加措置検討

Phase3: 緊急時対策(回収準備・実施)

1. 緊急時検討委員会による検討、原因究明 2. 拡大被害防止措置 3. 緊急対策本部の設置の判断 4. 対応方針決定

Phase2: 緊急時対策(原因究明・意思決定)

1. 再発防止策の実施 2. 回収商品の処分 3. 被害者の損害賠償請求対応 4. 原因者への求償

Phase4: 緊急事態収束後の対策 食品事故発生時のフロー

トレーサビリティ体制の構築

「食の安全・安心」が注目される中、国や食品業界において、「ト レーサビリティ」の統一システムづくりが検討されています。この ような中、当社は、2003年から食品業界の「食品トレーサビリ ティ研究会」や、トレーサビリティシステムのガイドライン作成を目 的とする(財)流通システム開発センターの「加工食品原材料入出 荷・履歴遡及システム研究会」に参加。2005年からは「食品原材 料トレーサビリティ連絡会」などに参加し、コンピュータシステム やバーコードによるトレーサビリティシステム導入について研究 を進めています。

当社の事業活動においても、トレーサビリティ確立のため、原 料の受入記録、商品の製造記録、商品のロット管理など、あらゆる 工程で記録管理を徹底しています。万一、商品の不具合が発生し た場合には、原因を特定し、被害が拡大しないように、原料の入 手経路、商品の販売先を速やかに把握できるようにしています。

今後も研究会に積極的に参加し、国や食品業界のシステム統一 に向けた活動情報を収集するとともに、他社事例を参考に、より 短時間でトレースできる仕組みづくりを検討していきます。

当社では、万一、食品事故が発生した場合、原因・被害の状況 などの事実確認、分析を行い、お客さまの安全を第一として、迅 速かつ正確な再発防止策の実践と情報開示を行うことを基本方 針としています。

商品・サービスに関する事故が発生した場合は、「危機管理基本 規程※1」および「緊急時対応計画※2」に従い、被害拡大防止策を

迅速かつ適切に実施します。

食品事故発生時の対応

※2 緊急時対応計画:商品不具合事故による損失を最小化し、各部門が取り組 むべき平常時対策、緊急時対策、緊急事態収束後対策を明確にするため、 定めたものです。

※1 危機管理基本規程:人の身体生命に悪影響を及ぼすような事態、または当 社の経営に多大なダメージを与える事態が発生する可能性がある危機に 備えて、この危機に適切に対処して、損害の拡大を防止し、危機を迅速に 収束させるための危機管理体制を定めたものです。

ニップン冷食社製「ドーナツ生地」異物混入事故のご報告

2007年1月、当社グループ会社であるニップン冷食株式会社が納入 した「冷凍ドーナツ生地」に異物が混入する事故が発生しました。ニップ ン冷食では、直ちにこの製品を回収し、廃棄処分しました。回収した製品 を当社(日本製粉(株))の分析センターで調査した結果、混入した異物は、 「小石(3∼5mm)」であることが確認されました。

今回の事故を受けて、ニップン冷食では製造工程の調査を実施し、そ の結果「製造工程で小石が混入する可能性は極めて低いこと」が確認さ れました。今回の事故原因は、原料として使用した種実類に小石が混入 していたことが推定されました。

調査結果を踏まえて、当社は、使用する原材料の採用基準を見直すと ともに、異物混入リスクに関する情報を、より詳細に収集することを改善 方針として定めました。

(17)

日本製粉 社会・環境報告書2 0 0 7 16

商品の情報表示

日本製粉では、お客さまが誤認するおそれのない、わかりやす く、誰もが理解できる商品情報表示に努めています。

お客さま本位で考えた場合、「食品衛生法」、「JAS法」など商品 表示に関する法規制に従うだけでなく、お客さまの視点に立っ た表示を行うことが必要です。このため、正確な表示をすること はもとより、より平易な表現にする、図や記号を活用するなどの 工夫を施しています。

また、「お客様センター」に届いたご意見は、よりわかりやすい 表示に改善する有益な資料として活用しています。

基本方針

当社では、商品情報表示マネジメントシステムを構築し、商品 情報表示の管理を徹底しています。パスタ、パスタソース、プレ ミックス、冷凍食品、健康食品については開発企画グループが右 記の手順で管理しています。

なお、商品情報表示の審査に関する各部署の役割は、以下のと おりです。

商品情報表示マネジメントシステム

当社では、「お客さまが必要とする情報の提供を第一義とし、当 社および当社商品・サービスに関して、透明かつ正確でわかりや すい広報・宣伝活動に努めます。」を行動指針としています。

2005年には、遵法精神、社会良識、差別・人権侵害の禁止、環 境保全、動物愛護など、広告出稿にあたって留意すべき項目を明 文化した「広告自主基準」を策定し、この基準に則った効果的、効 率的な広告出稿を心がけていきます。

つくり方をカラー写真入りで解説

商品の栄養成分に加え、でき上がった シュークリーム1個あたりも表示

商品の情報表示例

3.「表示原稿フォーム」に基づく表示作成

前述の2の項目に加え、必要記載項目入りの表示原稿フォームを使って表示 を作成※し、記載漏れを防止する。グロサリー(食品雑貨)はパスタ・小麦粉・パ スタソース・生風味ソース・プレミックスなど、冷凍食品はパスタ・コロッケ(フ ライ物)など、健康食品はカプセル・錠剤・その他のフォームがある。 ※ すでに発売している商品と新商品の表示とで共通する記載内容は統一した表示にし

ている(商品群ごとの説明表示、注意表示、協会マークなど)。

4.「表示チェックマニュアル」に基づく担当部署回覧による内容確認

パッケージに記載された内容を、適法な表示、消費者にとってわかりやすい表 示とするため、各担当部署の分担とチェック項目を定めた表示チェックマニュ アルに基づき、回覧し内容を確認する。入稿前に校正刷り原稿と修正原稿の原 則2回、回覧する。

2. 商品包材における一括表示内の原材料名の作成

一括表示内の原材料名については、

①自社製造品は、製造管理部署である生産管理グループが作成した商品規格 書に基づき、表示内容を作成する。

②委託製造品については、新商品は開発企画グループ、既存品は食品業務部、 健康食品はヘルスケア事業部が、共通書類フォーマット(商品規格書、原料 規格書)を使って表示内容を作成し、品質保証部で内容のチェックを受ける。

1.商標の確認

商品パッケージ作成の前段階で法務グループに商標が「使用可能」か、または「登 録可能」かを確認する。

商品情報表示の開発企画グループ審査フロー

商標、キャッチコピー、デザインなどの外観 禁止表現、不適切な表現

注意書きの表現を消費者の立場から修正提案

一括表示、栄養成分表

表示全般 法務グループ

広報グループ

生産管理グループ 品質保証部

食品業務部 食品営業部 冷食事業部 ヘルスケア事業部

参照

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